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2011 最初のイイニュース。
鳥取県民グッジョブ!
今年の抱負。
『人に喜ばれることをする』
を追加♪
---大渋滞に温かな支援 ツイッターで情報共有も---2011年01月06日
大みそかから元日にかけて鳥取県などを襲った豪雪による同県内の国道9号の大渋滞。車中泊を余儀なくされた多くのドラーバーが沿線住民らの温かな支援に支えられた。トイレや避難場所のほか、食料なども提供。インターネット上の簡易投稿サイト・ツイッターでは多くの情報や応援メッセージで励ました。
「車に残っていたおやつでしのいでいる、と話していたが、おなかを空かせている様子だった」。琴浦町赤碕、小谷パン店の小谷裕之さん(35)は1日朝、立ち往生している車のドライバーの話を聞き、店で米100キロを炊いた。米は町役場分庁舎に運び、集まっていた地域住民ら約20人がおにぎり千個以上を作ってドライバーに配布した。
国道9号沿いの山本おたふく堂(同町八橋)は1日が正月休みだったが、急きょ店を開けてトイレを開放した。2日に売り出す予定のまんじゅうも提供。山本浩一社長(53)は「無償とはいかない、とお金を払っていかれる人も多かった」と話す。
急な宿泊に対応したのは河上旅館(同町赤碕)。31、1の両日に県外からの家族連れや仕事帰りの人などを受け入れた。通常より宿泊料金を安くし、おせち料理をサービス。温かい料理を、と鍋焼きうどんを提供したところ非常に喜ばれたという。
大山町田中の中山パーキングエリア付近でも、地域住民らがおにぎりをドライバーに配った。松江市に帰省中で、おにぎりを受け取った会社役員の男性(43)は「非常にありがたかった」と感謝していた。
豪雪に関するツイッターを開設し、除雪の進み具合や沿道の支援、救援情報などをリアルタイムでやりとりする人たちもいた。渋滞状況だけでなく、鉄道の運行状況など多岐にわたる情報、応援メッセージがドライバーらに届けられ、貴重な情報源となった。
ツイッターには、バスの乗客から「コンビニ配送のトラックの人が『もう届けられないから』とおにぎりを窓から差し入れしてくれた」との書き込みも。差し入れをしたとされるコンビニチェーンは「国道沿いの集配センターで支援のために商品を提供したが、配送トラックが差し入れした事実は確認できていない」としているが、沿線住民の支援も含め、心温まるエピソードとしてネット上で大きな話題となった。
豪雪に関するツイッターは現在もバスの運行やごみ回収の再開などの情報提供に利用されており、災害時におけるインターネットの活用があらためて注目されている。