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毎日暑いですね。いまがピークかな。皆さんご自愛下さいませ。。
さてさて、コロナ禍は工場に籠もって機材のメンテに限る!
てなことで、ボール盤のベアリングが終わってるっぽいので重い腰を上げてO/Hした整備記録です。
長文注意w
フライス兼用高速タイプのヤマモトEF-450 1991年式
作業は連休前から始めてました。
まずはプーリーカバーを外し、
プーリー外し。
モーター側は刺さってるだけなのでプーラーで。
主軸側はロックナットを外し、、、
プーラーで取り外し。
プーリーが外れました。
カバーを外すとプーリー軸用のベアリングが現れます。
どうも上から引き抜くのは無理そうで主軸をバラす必要があるようです。
ということで、どんどんバラしていきます。
ハンドルのゼンマイ部
ゼンマイが外れた瞬間に主軸がストンと落ちるんで手で押さえながら外します。
ハンドルを外してシャフトをずらすと主軸が下に抜けます。
無事に摘出できました。
プーリー軸を抜くには下から叩くしかなさそうです。
うまく抜ける治具はあるのかな?
適当な鉄パイプを用意しコンコン♪
あっけなく外れました。
プーラーで分解します。
二つのベアリングがカラーを挟む形で組まれてました。
16007
ホムセンじゃ売ってないタイプ。全部バラしたらベアリング屋に頼もう。
そして主軸の分解へ
ロックナットを外すと16005のベアリングが。
反対側(チャック側)はオイルシール付きで奥にまた違うベアリングが見える。
分解方法がわからずしばし作業中断。
取りあえずプーリー側の軸を下にして床に突いたら主軸が抜けましたw
ただチャック側のベアリング抜きに難儀しました。
内掛けのプーラーがあれば、、、
結局ロングボルトで裏から叩いて抜きました。
(作業に没頭して写真撮り忘れ)
全てのパーツが判明したので業者発注。
連休前に全部揃いました。
で、連休でシコシコ組み上げました。
プーリー軸用から
ベアリンググリスを適当にw
適当な鉄パイプで打ち込み
軸用の場合は外側を叩いちゃダメ。
カラーを挟んで完成
続いて主軸側のベアリングの打ち込み
チャック側ベアリング二種
最初の51105がインストーラーを使ってもどうにも打ち込めず、、、
ケースを炙ってベアリングを冷凍庫で冷やしたら治具無しでストンと嵌まりましたw
そしてNK32/20Rとオイルシールを装着しチャック側の組み付け完了
最後にプーリー側の16005を打ち込み、
ロックナットを締めて主軸の組み付け完了
プレスとか無くてもなんとかなりましたw
あとは各部をグリスアップして組み上げ
ついでなので古いチャックも新品に交換しました。
ラスペネ&ジャコブス3番用チャックドリフトですんなり抜けました。
チャックは信頼のYUKIWA、同タイプ 14mm
油分とゴミを完全に除去してプラハンでゴン!
角パイでチャックハンドルの置き場を作って塗装したら、、
全部塗りたくなってw
台座まで塗装ww
おまけに高速型の2Pモーターを、、、
4Pの新品にチェンジ。
回転数が半分になりました。
まだ速いので低速プーリー特注しようか検討中。
インバーター制御が楽だけどトルク低下がね、、、
ということでフルオーバーホール完了~
綺麗になると愛着もわきますね。
まだまだ働いてもらいましょう♪
ベアリング&チャック&モーター代、
約1.6万で結構遊べました(^^)ノ