HOMEプロフィール走行会メンテ/DIYムービー掲示板ブログ写真集リンク

« 2019年11月 | Main | 2020年01月 »

2019年12月22日
 ◆ 中古フォークリフト購入&メンテ
カテゴリー:その他

十日後には2020年ですね。
今年は暖かいので年の瀬な感じが無い・・・

暖かいせいか?気分もなかなかサーキットモードにならず、当然Rネタも無く。。

そんな感じで??

先日購入した中古フォークリフトの購入経緯とプチメンテネタを。

稼働率は低いもののあったら便利なフォークリフト。

農家さん利用で”不具合無し”の中古現状品を〇〇万でゲット。

トヨタの1.5t、ガソリンエンジン、4FG15という機種。
1987年式と年代物だけに多少の不安はあったのだが、そこはオーナー様を信じて。
否、価格に釣られて・・・w

オーナー様に回送して頂き、ブツと初対面。

第一印象。

「写真と違う・・・」

ホコリまみれ、ドロ付着したまま、タイヤは見るからにエア不足。

「やられたか!?」

まぁ、稼働率は低い見込みなので基本動作が問題無いなら我慢しよう・・・


そんな中、オーナー様がセル一発で始動させ積車から下ろす。

エンジンに振動異音は全く無く排気もきれい。

マストを起こしたりリフトの上げ下げ、クラッチ~ギヤ入れ~前進~後退と
一通り動作のチェック。

問題無し。汚れてるけどw

お互い了解をして売買成立。
前オーナー様は足早に?秘密工場を跡にした。


そして、所用のためエンジンを切り三十分ほど放置。

用を済ませ、移動させるためキーを捻ると、

弱々しいセル音に速攻でバッテリー死亡(マジか・・・)


手持ちのD23バッテリーにケーブルつないでセルを回すも、
セル音がむなしく響き渡り一向に掛かる気配無し。

キャブ車なのでチョークはもちろんアクセルペコペコや、ちょい踏み等「儀式」を駆使してもまるでダメ。
そうこうしてるうちにD23Lも死亡寸前。

ここで前オーナー様の携帯に連絡。


「エンジン掛からないんだけどなんかコツあります?」

前オーナー
「いやー、さっき一発で掛かりましたよね?問題無しで渡してるんであとはそっちで対処して下さい。」

ハハハ・・・つれなすぎる返答。

さては、ジャンプでエンジン掛けたまま積車に乗せてきて到着直前でエンジン切ったな。

こりゃ、確信犯だわ。


新品バッテリー買ってきても、すぐにダメにしそうなんで後回し。

気持ちを切り替え、始動不良の原因追及に。

・エンジンオイルチェック⇒ 量OK

・プラグチェック⇒4本とも火は飛ぶが2本がガスで濡れてて残り2本は真っ白け。

・エアーフィルター⇒ホコリをエアブローして再装着(問題なし)

・キャブ⇒詳しくないけどアクセルペコペコでガスが垂れるのを確認。初爆しないのはガスが少ないから?

・ガソリンが古そうなので抜いて新油に入れ替え。


ここまでやって、ジャンプでケーブルをつなぎ、必死にセルを回す。 ⇒ ダメ


参った~
中途半端なとこに停めちゃったんでこのまま置いとくわけにもいかず。。

で押して移動するために床に下ろしたリフトのツメをマストに吊ったレバブロで5cm程浮かせてやり、
ギヤをニュートラルにして押してみた。

1人じゃ無理~~

人を呼ぶのも面倒なので、押し掛け方式に変更。

ギヤを繋いだままセルを回すと車輪が回転し少しだけ動かせるのだ。

ただしケーブルでジャンプさせながらなので救援車との距離加減がメンドイ。

そんなこんなでちまちま移動させてたら、あれほど気配が無かったのがなんだか初爆しそうな雰囲気に( ̄ー ̄)

ギヤを抜いてアクセルチョイ踏みでキュルキュルキュルキュル・・・ボボン!

ということで、無事エンジン再始動(^^)ノ

無知でなんで掛かったのか不明ですが、その後は一晩止めてても一発で始動可になりました。

胸くそ悪いから前オーナーに無事掛かった報告はしてません。
もちろん先方からも どうでした?の連絡は無いですけどね。


と前置きが非常に長くなりましたが、これからRと同じように丁寧に手を掛けて長く使っていきたいですね。

アワーメーターが無い機械のため、今後に備えメンテ内容の備忘録を記します。

まずは新品バッテリーに交換。(40B19L)

そして抜け抜けタイヤのエアー補充。
規定フロント7kg、リア8Kg
現車は前後2Kgちょいでした。

バルブはまだ生きてそう。
数日置いても目立ったエア抜けは無い模様。

そして、ホコリの感じから数年は放置されてたと思われ何はともあれ洗車。
年期を感じるコックピットw

結構きれいになりました♪
受け渡すときに洗車ぐらいすればお互い気持ち良いのにね。

ホコリまみれのエンジンルームもサラッと吹き上げ何とか見れるくらいに復活。



ついでに弛んだファンベルト張りを調整。

お次にラジエターキャップを開けると水が見えない??

手持ちの日産用グリーンのLLCを2リットルほど補充して口まで来ましたよ。
元からなのか不明だけど、リザーバタンクは付いてなかったです。(大気開放)
キャップから吹いたら補充するシステムなのかな?
てか今度時間あるとき全交換しておこう。


そして手配してた純正プラグが届き交換。
デンソー製 W9EP (NGK品番はBP2ESみたいで2番なんすね)



プラグコードに接点復活剤を噴いて始動確認。


チョ-クも引かずアクセルチョイ踏みで一発始動
気持ち吹け上がりがよくなったような?


お次はエンジンオイルの交換。
フォークリフトのリフトアップってどうしたらいいのか?
二柱リフトは明らかにヤバそうなんで、とりあえずスロープに乗せて様子見。



まだスペースがキツそうなので、3.5tのガレージジャッキでリアのみリフトアップ。
どこが適正箇所かかわからず様子見ながらお尻のカウンターウェイトに掛けました。
ちゃんと前輪に歯止めしてますよ。


リフトアップが済めばあとはいつもの交換作業。

ドレンボルトを外しオイルを抜き、



オイルフィルターを取り外す。
トヨタ純正品が付いてました。(純正品番15601-78001-71)
まさか一度も替えてない!?



規定オイル量が不明でしたが、レベルゲージに目安が。
Lowレベルが2リットル、Highレベルが3リットルとのこと。



用意したオイルはモノタロウ製10W30



オイルフィルターは社外品



ドレンボルトも用意
モノタロウ品番:YH-0111
M18 ねじピッチ1.5mm レンチサイズ19mm、パッキン付き



2.5L入れてLowレベルだったので0.5L足してゲージのほぼ中間に。



そして全体の目視確認。

油圧の作動油量OK。
シリンダーや油圧ホースからのオイル漏れは見られずとりあえず一安心。

ただ、下回りのFrデフケース?ミッション?からの古いオイル滲みが気になるなぁ


ちゃんとオイル入ってるんかな?オイル準備して早めに確認したいところ。
ただドレンが見当たらなかったんでやり方から調査しないと。


ダッシュボード左のクリップ付カバー下にブレーキのリザーバタンク発見。色は問題なさそう。
効き自体良くはないけど元々どんな感じかわからないのでまぁ良しとしよう。

あとタイヤのひび割れが気になるけど稼働状況を見て対処だな。


と言うわけで納車後初メンテはこんなところ。

ちょこちょこメンテしてバリッとさせたいと思います(^^)ノ

投稿時間 : 18:36 個別ページ表示 | コメント (8) | トラックバック (0)

Copyright(C) 2006-2023 harumichi All rights reserved